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自分のタイプをホントに知ってる?
自分の根っこの部分、タイプというのを知ってますか?
どんなにカッコつけたって、流行のファッションや生活スタイルをとったって、日本人であればアグラが座りやすいし毎日米を食ってますよね。
それと同じように、自分の本質的なタイプというのをしっかり掴んでおいたほうがいいですよ。

私は理屈っぽいせいか、血液やら星座やら風水やらの占いごとはほとんど信じてません。いいことだけ信じます(笑)。星座やら性格占いやらというのは、本当の意味では表面の部分、殻の部分ぐらいでしかないのではないでしょうか。
根拠の論理的説明ができない占いごとより、私は自分の根っこの部分をルーツでたどってみた方がいいと思ってます。DNAに刻まれたルーツの方が信じられませんか?
特にデザインという分野に関わる人にとっては、自分の根っこの部分をしっかり把握しておいた方がいいと思いますよ。

まず、自分の血のつながった親戚一堂全部見回してみてください。それだけでも大体想像がつきます。後は意外と調べようと思えば調べられるので、自分でもびっくりです。私がルーツを調べようと思ったときはまだ学生だったので、ずけずけ本家に行ったりして調べられました。

私の場合、血のつながった親戚一堂を見回すと、8割がたが自営業、商売人。1割が画家、少数派の勤め人という構図です。実際私は自営業の子供ですしね。本家分家のルーツををたどってみると、父方本家は鬼怒川漁業権を持っている商家ですし、母方本家は東京の本の卸問屋の商家。本家の巻物になっている家系図を見せてもらうと、おおもとは富山の薬の行商人のようです。

これらを見ていくと、どうも私の根っこの部分は商売人のようです。
思い当たる節はいっぱいあります。会社の所属意識は低かったし、サラリーマンの安定した生活にもあまり興味もなかった。デザインをどうしても商人の視点で見ていることも多かったし、山っ気の強いところもありますしね。

どうです? 一度調べてみては。
私の場合はどうしても周りに商売人が多いので結果がはっきりしてましたけど、思わぬ事実が出てくるかもしれませんよ。占いなんかよりよっぽど自分の本質か見えてくると思います。
まずは自分をよく知るということから始めてみては?