Webデザインの基本セオリー
タブレットって使ってる?
結構愛用者が多いタブレット。
いわゆるペン型の入力機で絵を描くときなどに使うマウス代わりのものです。
実は私、持ってはいるのですが、 ホコリをかぶった状態のまましばらく姿すら見ていません。 ペインターなどでお絵かきをしていた頃は使っていたのですが、最近はそういったこともなくなり、主にイラストレーターや手書きをスキャニングすることが多くなってからはさっぱり使う機会がなくなりました。 特にマルチモニター利用者(モニターを2〜3台つないで使っている贅沢者) にとっては、かえって使いにくい代物なので、めんどくさくて取り外してそのままです。

まあ、好みの問題ですし、結構便利なものなのでなんともいえないところなのですが、これでなくっちゃという人も多いですし、 MAC利用者や2D、3D出身者などは愛用者が多いみたいですね。あと映像関係者にも多いみたいで、時たま見かけます。

面白いもので、ポリゴンぐりぐりの3DCGを作っているクリエーターが、デジタルにカチカチとやっているのかと思っていたらマウスではなくて小さなタブレットを使ってぐりぐりやっているのを見て、なんだか友達になれそうな気がして親近感が沸きました。特に外国人クリエーターに多いみたいです。流行ってるのかな?

あと、2D。イラストやマンガをやっている人に多いです。
特に線画をメインにしたものを書いている人には本当に多いですね。プロのイラストレーターの方などは、100%デジタルという人もいるようです。マンガの方は、セミプロ、同人誌制作者などに全てデジタルという人が結構いるようです。

さすがに週刊誌に掲載しているマンガ家さんにはいないようですが、薄型モニターに直接ペンでタッチパネル感覚で書き込めるタブレットも出てきているので、このタイプがもう少し進化したら全部切り替えてもいいという人気作家もいるようですよ。
日ごろ何気なく見ているマンガですが、かなりデジタル処理が出来るようになっているようで、最近のマンガはトーン(印刷グレーカラー用の網目のシール。結構高い!)をいっぱい貼ってあって、金がかかってるなぁ、と思ったら、全部デジタル処理しているということで、びっくりしました。
他にも例えば、有名なマンガ、「のだめカンタビーレ」などでは、トーン、カラーだけではなく、様々なクラシックの楽器関連が全てデジタル化してストックしてあって、シーンに合わせてストックから引っ張り出しているので、実際に描いている数は、連載が続けば続くほど少なくなっていくという仕組みになっているそうです。
マンガも進化してるんですね。

ちょっと話はそれましたが、タブレットの話でした。
タブレットも、慣れてしまえばマウス以上の使い勝手、マウスには出来ない操作・効果があります。タブレットオンリーの人だって少なくないですから、これはまさに好みの問題です。ちょっと高価ですが、様々なタイプがありますので、マウスに飽きた、いまいちマウスが肌に合わない、という人は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょう。