Webデザインの基本セオリー
Webサイトを見る人の9割は素人
かっこいいデザイン、よく見かけます。
すばらしいサイトデザインのサイトも少なくありません。
でも、Webデザイナーが時々陥りやすい勘違いなのですが、かっこいいデザインと見やすいデザインは違うってことです。まあ、時と場合によるんですけどね。
時々あるのはブログなんかでもカスタマイズしてあって、文字がえらく小さいサイトや、どこがリンクなのかよくわからないという、ものすごく基本的なこと。

制作者はやっぱり自分を基準に考えてしまっていることが多いですが、思っているほど一般の人は制作者よりもネットのヘビーユーザーじゃないです。デザイナーが、デザインに精通している人に見せるようなデザインサイトにしてしまうことが多いんですよね。特に一般的なユーザが利用するサイトでは気をつけないといけない点になってきます。

よく、「ページの本文フォントをグレーにすると目が疲れなくて読みやすくなります。」という解説がデザイン本などに書かれていますが、? グレーってどのグレー??? グレーといっても諧調は無制限にありますし、256でも6つあります。デザイナーはやっぱりカッコよく見せるために淡い色を選んでしまいますが、普通の人からすれば、かえって読みづらいし目が疲れてしまいます。真っ黒からちょっと落とす程度でよかったりするわけです。

検索エンジンでもヘビーユーザであるあなたが余計な機能のついてないGoogleを愛用しているのに対し、サイト利用の一般ユーザは圧倒的にYahoo!やgooが多かったりしませんか?
自分が思った以上に一般社会から見るとネットヘビーユーザだということに自覚を持たないといけなくなってきてます。
ちょっとデザインが野暮ったくなってしまっても、素人受けするサイトを考えましょう。
え? だから、時と場合によってだって。