ホームページ基礎知識
ライフサイクルの考え方
「会社の寿命30年説」というのがありましたが、今はスピードが速くなって「会社の寿命10年説」と言われてますね。ただそのまま抜本的な革新をしていかないと会社は10年で寿命が来るという仮説です。
ホームページについても、同じことがいえると思うのですが、クライアントもWeb制作者もライフサイクルに関してはほとんど考えていない、そこまで手が回らないというのが現状のようです。

最近ではSEO対策や、Webマーケティングに長けたWeb会社が多く出てきましたので、年間計画として見直すところも出てきています。

ザクッと大雑把に考えてみると、ビジネスに関わるサイトとして存在しているのであれば、まずは情報の更新作業が必要です。
基本情報の更新が最低4ヶ月に1度。商品のリリース、商品構成の見直しなどは商品発表時期に合わせ最低限年2回は必要でしょう。リクルートで見ても年1回の大きな更新と2回の小さな更新が必要ですし、さらにビジネス環境の変化に対応して日々の販売戦略に対しての更新、戦略など、ざっと考えただけでもかなりのボリュームが見えてきます。
また、アドワース広告やSEO対策を考えるのであれば、最低週一回のトップページの細かな更新作業が必要になってきますし、1〜2年前後でリニューアルを考えなければいけなくなります。

ルーティンワークとして作業するのか、CMSを導入するのか、DBとの連動はどうなるのかなど、運用についても考えなければいけなくなりますので、ある程度の予算は押さえておかなければいけなくなるでしょう。

Web会社と共に、まずは想定の年間スケジュールを詰め合い、予算編成、ボリュームをはじき出すことから始めてみてはいかがでしょう。