ホームページ基礎知識
企業ホームページの現状
今さら言うまでもなく、ブログやネット回線の普及で一般家庭へのインターネット環境、ホームページ利用率はうなぎのぼりです。公立中学でも教科としてパソコンを取り入れていることを考えると、ますますユピキタス時代に向けて突き進んでいくことになるでしょう。

さて、企業のホームページですが、とりあえずはほとんどの企業が正式なホームページを保有している時代になりました。とりあえず企業へのアクセスマップや連絡先を確認するのに相手先のホームページを確認することが習慣になっている人も少なくないのではないでしょうか。
企業側もそのホームページの利用方法は様々です。一部の大企業やIT企業関連などは積極的にシステム化し、事業開拓のツールとして利用してますし、店頭公開以上の企業では、リクルート、IRのためのツールとしても利用しています。SEOやSEMを活用、アドワース広告を打っている企業も少なくありません。

しかし、大多数の企業ではホームページを持っていてもその活用にはいまいちうまくいっていない、方法が分からないということが多い様子です。
実際そういう相談も多いわけですが・・・

業種的にビジネス展開が進んでいる遅れているはありますが、費用対効果でWeb会社に頼むわけにもいかず、ノウハウもないのでHPはそのまま。競合他社も積極的な動きがないのでほとんど更新もされていない。そんな状況の企業様も少なくありません。しかし、チャンスがあればビジネスツールとしての活用を考えている企業は多いのも事実です。


なぜか積極的でない企業は、Webを特別な存在としてみている傾向があるようです。私はWebだけではなく他業種も経験してきましたが、その経験からすると、Web自体はそれほど特別な存在だとは思っていません。新しく加わったメディアツールぐらいの感覚で捕らえた方がいいと思ってます。ノウハウがない、とおっしゃる方も、必ず事業を行っている限り、顧客に対するノウハウを持っているはずです。それをWebで転用できないか、Web会社と模索する方がよっぽど現実的だと思います。顧客獲得単価がはじければ、顧客の囲い込みもできるので、決して敷居の高いビジネスツールではないと思います。結果がすぐ出やすいので、舵取りもしやすいですし。

もちろんスピードは求められますが、日本の土壌では欧米型のビジネスモデル投入型より、ネットを使ったビジネスモデル構築型の方が合っていると思いますし、せっかくのビジネスチャンスを逃してしまっていると思うのですが・・・私、間違ってます ?