フリーの話は変な話ばかり
24.1インチモニター買っちゃいました
17インチのワイドモニターを2台つないでマルチで使っていましたが、いろいろ作業環境が変わってきて、ついに買っちまいました24.1インチのモニター。
でっかいです。重いです。
マック環境の人や、DTPメインの人なんかは大きいモニターに慣れていると思いますが、Webベースの仕事をしていると、ノートのモニター環境なんかまで考えないといけないので、なかなか踏み出せないでいました。

作業環境にこだわる私にしては珍しいと思うかもしれませんが・・・会社員のときには社長に直談判しておっきいモニター買わせたりしてましたが、いざフリーの立場だと懐具合とスペースの問題でなかなか決断しにくいですよね。
最近では薄型の液晶モニターもよくなってきたのと、Webでもかなりワイドモニター対応が増えてきたのとで決めました。さらに、ソフトを4つぐらい開いて、エクセル・ワードも開いて、さらにブラウザを4〜5開いて・・・なんてやってると狭くてしょうがないというのが本音。

とはいえ、モニターは色の再現率の高さが高いものでないと仕事にならないので、ゲーム用のような安物を買うわけもいかず、デザイナー御用達のEIZOです。
モニターだけで10万円越えです(涙) 17インチの方もちょっと前のEIZO、現役ラインナップ製品ですが、こちらは一時お蔵入り状態にしてあります。
代わりに17インチのMITSUBISHIの安物をつないでマルチモニターで使用中。
どうしてせっかくのEIZOを使わないで半額以下のMITSUBISHIを使っているかというと、ここがWebベースの悲しいところなのですが、見ている人全員が高くで色の再現率の高い良いモニターで見ているわけではないということなんです。
つまり、高いモニターと安いモニターとで見比べて色調整してるんですね。
非常に葛藤のある作業なのですが、デザイナーとしてはこの配色を出したいと思っていても、見ている側が全く見えていないという可能性があるからなんです。
実はこれに気がついたのは、クライアント側と私の方とでモニター見ながら電話でやり取りしていたときなんですが、すごく色合いにこだわっていたクライアントだったのに、どうも話がかみ合わなくて、よくよく聞いてみたらクライアントはDELLの安いモニターで見ていて、ほとんど色が再現されていなかったという事があったんです。(どうも相手がノートブックの場合はもっと顕著みたいです)それ以来、私の環境では、高いモニターと安いモニターとの組み合わせ&デザイナーとしての葛藤との戦いという図式が生まれてしまいました。

もちろん、3台並べてマルチモニターで使ってもいいのですが、さすがに机に乗りきらないというのと、なんだかガンダムのコックピットみたいになってきたのでやめました。
よっぽどのことがないと3台並べてマルチモニターというのはやってないです。

さて、モニターですが、さすがEIZO、文句無しです。
Adobeカラー96%以上再現だけあって、とってもきれい。
目も疲れにくくてBESTです。
これでもう少し安ければ問題ないのに・・・毎回思います。